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上がる音 下がる音

臨時記号のシャープとフラット

長調と短調にもなるこの記号によって

その曲にあった表現として この半音を

どう弾くのかで 音色が変わる 変わるんです

 

明るい音 暗い音 指先の向きで 音色が変わる

そこに気持ちが入ることで 音色が変わる

 

また 

上行 下降するメロディーに対して

上がっていく音色 下がっていく音色に

なっているか を 常に弾きながら感じるとる

感じながら 弾くこと が

曲を生き生きと 表現できる 

ということ

 

特に バッハは2声 3声 と 

複雑に 絡み合っているなか

一つのフレーズのなかの上行下降を

感じずに弾いていると

「何を弾いているのか ゴチャゴチャしてて

 よくわからない」

と よく注意されたものでした

 

 和音の CーGーC の動きでも

 上がる音 下がる音 を感じて

 弾くことで 

 始まりと 終わる感じがよく出るように

 なったと思います

 

〜生徒さんたちの反応〜

 スケールは特にわかりやすいようです

 階段を登る感じと 降りてくる感じで

 想像しやすいようで

 楽しんで 弾いてくれています

 

 メロディーや左手のバスの動きも

 階段をイメージして

 飛び越える感じなどをよく出して

 弾いてくれています